はじめに－ＴＢＢ通信発行について
我々の高松高校吹奏楽部も40年を迎えました。第20会定期演奏会を機に始まった０Ｂ会費制度も、多くの方々にご理解・ご協力いただき、現役部員の活動の支援、ＯＢ会組織の確立に有益に活用させていただいております。
この通信は定期演奏会等の案内にあわせ、年に１～２回の発行を計画しており、現役部員の活動の様子やＯＢ会の活動報告など、いろいろな話題を提供していきたいと思います。遠方の皆様からの近況報告も紹介できれば、とも考えております。
吹奏楽部創立40周年記念式典（ＯＢ総会）が開催されました
一昨年は定期演奏会が20回を迎え、盛大な演奏会が開催されました。また、私達の吹奏楽部も40周年を迎えました（現役の２年生が40代にあたります）。これを記念し、６代ＯＢ三好荘治氏の発案を受け、地元在住のＯＢが中心となって、ＯＢ総会開催の準備を進めてまいりました。そして、８月14日に高松国際ホテル瀬戸の間において、『高松高校吹奏楽部創立40周年記念式典』が開催されました。 当日は台風12号の影響で荒天に見舞われましたが、松橋とし秋校長先生、元顧問の植田誼先生、福家完治先生、槌谷昌晃先生をご来賓にお招きし、約120名が集いました。吹奏楽部のそれぞれの時代の思い出話に、また、楽器を持ち寄った仲間が合同で、それぞれの時代の思い出の曲の演奏に（もちろんぶっつけ本番、指揮者がその場で指名された場面もありました）、大いに盛り上がりました。特に、創設期の方々にとっては、大きな感動があったようでした。
また、当時の写真や部日誌も公開され、「残っていた」ことに対する驚きとともに、また一段と当時を懐かしむ機会を得ることができました。これらは現在も運動場北側にある、部の倉庫に保管されています。
初めての催しとあって、準備や開催に当たって不十分な点は多々ありましたが、ＯＢの皆様のご協力を頂いて成功裏に終わったことに対し、深謝申し上げます。また５年後、10年後に開催されるかもしれません。その時には、また多くのご意見、あるいは企画への参加をお待ちしております。また、今回参加できなかった皆様も、次回は是非集いましょう。
なお、当日の模様はビデオに残しています。ご希望の方には販売いたしますので、別紙の要領によりお申し込みください
現役生５年ぶりの四国大会へ－吹奏楽コンクール
昨年４月、高松高校で６年間顧問（常任指揮者）を務められた槌谷昌晃先生（現名誉ＯＢ）が、新設の三木高校へ転出されました。これを受けて顧問には、上村秀樹先生と鎌田道代先生（27代、Cl）の２名の英語の先生が就任されました。余談ですが、福家先生によると、「英語科でもっとも年少の男性の先生が吹奏楽部の顧問に就くのは、私の時代からの伝統です」とのこと。ＯＢ総会でお話されました（もっとも福家先生は指揮をしたことはないそうで、上村先生は英語科の先生としては、初の指揮者にあたるのではないでしょうか？）。
さて、このお二人の先生の御指導のもと、１．２年生60名の現役生は、８月１日に香川県県民ホールで行われた、吹奏楽コンクール県大会で５年ぶりの金賞を受賞、そして四国大会出場の切符を手に入れました。ＯＢ会としてもその快挙を祝し、ＯＢ総会の際に、小松重貴会長より東山大助部長に激励金を贈り、活躍を期待しました。そして、８月19日の四国大会では銀賞を受賞。
それからも、秋の文化祭や香川芸術フェスティバルで活躍しました。目前に迫った１月12日のアンサンブルコンテスト、３月27日に開催される恒例の第22回定期演奏会における、若い力の活躍が今から楽しみです。
ＯＢ会費納入ありがとうございます
第20回定期演奏会を機に、「市民会館を２日間利用し、ゆとりある日程で本番に臨めるように」を目指してＯＢ会費の制度を実施いたしました。1995年は92件396,000円、1996年は157件539,000円の納入を頂きました。ありがとうございました。この会費は現役生の活動支援、ＯＢ総会開催準備に利用させていただきました。なお、決算報告については、別紙をご覧ください。
今年も同封の振込用紙により、ご協力いただけますよう、よろしくお願いいたします。
ＯＢ名簿発行に向けて
今回のＯＢ総会を前に、ＯＢ名簿の整理を行い、不明者の確認を行ってきましたが、まだ若干確認されていない方がいらっしゃいます。そのリストを準備いたしましたので、情報がありましたら、ＯＢ会の出欠確認等と併せて、事務局までご連絡下さい。なお、名簿発行は４月を予定しております。別紙の案内をご覧の上、ご希望の方は是非お申し込みください。
ご感想をお寄せ下さい
第１号ということで、どのように編集すべきか手探りの状態でした。記事、構成に関する感想から、ＯＢ会運営に関するご意見、ご提案まで、ＯＢの皆様の声を是非お聞かせ下さい。
それでは今年1997年が皆様にとってよい１年でありますように