第22回定期演奏会開催
毎年恒例の定期演奏会も今年で22回目を数えました。平成９年３月27日（木）に、高松市民会館において、『万物奏世記』をテーマに盛大に開催されました。当日のプログラムは以下の通りです。
第１部 フェスティバル・ファンファーレ（チェザリーニ）
中央アジアの平原にて（ボロディン）
チェスフォード・ポートレイト（スウェアリンジェン）
第２部 YA GOTTA TRY（ネスティコ）
DANCING NITELY（ホルマン）
BACK TO THE FUTURE（シルベストリー）
MEMORY（ルロイド＝ウェバー）
WEST SIDE STORY MEDOLEY（バーンスタイン）
第３部 大阪俗謡による幻想曲（大栗 裕）
フィンランディア（シベリウス）
第１部は２年生の渡辺沙織さん(Tp)と福水佑花里さん(Sax)が指揮者としてもがんばりました。第２部は常任指揮者の鎌田道代先生(27代Cl)が初めての指揮に挑戦、第３部では名誉０Ｂの植田誼先生が客演指揮者として、そして最後は常任指揮者の上村秀樹先生が指揮をとられました。
また、０Ｂ会会員の関元直登氏（20代Tp）が昨年11月に「高松市文化奨励賞」を受賞したことを披露する演奏“BYE BYE BLACK BIRD”も、第２部の冒頭に演奏されました。
多くの聴衆を集め、高高サウンドを存分に響かせた、すばらしい演奏会になりました。
演奏会の決算は次の通りです（省略）。
残金28,506円は、第23回定期演奏会の積立金として大切に使用させていただきます。
なお、演奏会後にＯＢ会が開催されました。ＯＢ会の内容につきましては、後に紹介します
アンサンブルコンテストでも現役生活躍
一昨年夏の吹奏楽コンクールで５年ぶりの四国大会出場を果たした現役生ですが、昨年のアンサンブルコンテストでも活躍を見せました。
平成９年１月19日（日）、多度津町民会館で行われた「第20回全日本アンサンブルコンテスト香川県大会」（大学・一般・高等学校部門）に４チームが出場し、うち２チームが四国大会出場の栄誉を獲得しました。
４チームの成績は、それぞれ次のとおりです。
代表・金 Per6（小山・多田・佐々木・宮脇・高見・溝渕）
「祝典とコラール」（ポンテ）
代表・金 Cl4（西尾・神本・秋山・森）
弦楽四重奏曲ニ短調「死と乙女」より（シューベルト）
銀 Brs4（小西・谷口・山川・谷本）
「厚皮動物公園」（ニーハウス）
銅 Brs8（渡辺・相良・都村・宮川・中浦・小島・岡・大林）
「ボギーとベス」（ガーシュイン）
高等学校の部から四国大会へと駒を進めることができるのは、県大会に出てきた30チーム中の４チームに限られています。その中の２チームを勝ち取ったことは、ＯＢとして、自分がやったことではありませんが、嬉しい思いでいっぱいです。もちろん、今回惜しくも銀賞・銅賞だったチームも、地区大会を勝ち抜いての出場であり、健闘してくれました。寒い中、練習を積み重ねての出場に、盛大な拍手を贈りたいと思います。
なお、２月２日（日）に開催された四国大会では、出場した２チームとも銀賞を受賞しました。惜しくも全国大会出場はなりませんでしたが、それぞれのチームらしいサウンドを響かせることができたと思います。
０Ｂ会名簿、創立40周年記念式典のビデオ完成
ＯＢ会の名簿（初版）と一昨年夏の創立40周年記念式典のビデオが完成しました。
ＯＢ会名簿（初版）については、1997年度の会費を納入いただいた方には無料でお届けいたしております。
今回、事務局側（専務理事、橋本）の不手際により名簿ならびにビデオのお届けが御案内よりも大幅に遅れまして、皆様方に多大なる御迷惑をおかけいたしましたことを伏してお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。今後二度とこのようなことを起こさぬよう、迅速かつ細心の注意を払って事務局運営にあたります事をお約束いたします。
今年は新しく第40代のＯＢを迎える節目の年でもあり、５年に一度の玉翠会名簿刊行の年でもありますので、５月末に初版をバージョンアップして、名簿第２版を刊行いたします（詳しくは３月27日のＯＢ会ならびに４月下旬にお届けする会報第３号にて御案内いたします）。今後新しい名簿の刊行については、玉翠会名簿と同じく５年おきとし、それ以外の年は同じ時期に、改訂部分のみ追録の形でお届けいたします。今回住所変更、項目の追加掲載・訂正・削除等がありましたら、御面倒でもお早めに同封の返信用はがきで御連絡下さるか下記の名簿担当まで御一報下さい（E-Mailアドレスにつきましては誤植を避けるため、活字体ではっきりとお願いいたします）。
なお、今回の名簿に記載しております項目は以下の通りとなっております。
代・卒業年・パート（楽器）・氏名（旧姓も含む）・ふりがな・性別・現住所（新郵便番号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、E-Mailアドレス）・帰省先住所（新郵便番号、住所、電話番号、ＦＡＸ番号）・備考欄（社会人の方は勤務先、学生の方は大学名。またインターネットHome-Pageアドレスや所在に関する情報なども）
また、今回の作成に当たって、若干の方が不明者として残っておりますので、御存じの方がいらっしゃいましたら、あわせて御一報下さい。
また、ビデオについては、引き続き１本7,500円で申し込みを受け付けています。
２月１日現在、所在が判明しない方は、次の通りです（略）。
ＯＢ会役員決定
40周年を迎えたＯＢ会をより充実させるために、1995年から地元在住のＯＢを中心に、数回の地元ＯＢ会等を通して、名簿整理、事務局整備などを進めてきました。そして、役員についても昨年３月27日のＯＢ会で以下のような形で承認されました（1999年５月現在の役員はこちらに掲載してあります）。
会長についてはこれまで通り小松会長にお願いすることが決定しました。副会長は会長の指名によるものです。また、各代から１名ずつ理事を選出し、連絡等に当たってもらうことになりました。なお、一部理事は現在交渉中です。その他の専門委員については、準備に関わってきた方々が担当します。
また、役員の活動内容、理事会のあり方等については、今後「会則」を整備することが報告され、了承されました。今度のＯＢ会（３月27日）で議論したいと考えております（1999年３月に出された原案はこちらに掲載してあります）
高松高校吹奏楽部この一年の歩み
今年度も引き続き現役部員がめざましい活躍をしています。その一部を大変簡単ではありますが紹介させていただきます。
○第45回全日本吹奏楽コンクール香川県大会（平成９年８月１日、丸亀市民会館）
高等学校Ａ部門 金賞（２年連続！！）
＜演奏曲目＞
課題曲：真島俊夫作曲 五月の風（課題曲Ⅲ）
自由曲：伊藤康英作曲 吹奏楽のための交響詩「ぐるりよざ」より
今年から新しく中島昭一先生を指揮に迎え、大変息のあった演奏を披露してくれました。惜しくも四国大会出場は逃しましたが、１・２年生中心のメンバーながら大健闘しました。
○国民文化祭ヤングミュージックフェスティバル
（平成９年10月26日、観音寺市立総合体育館）
部員の有志がSwingin' Wonderland JAZZ Orchestraとともに全国から集まったバンドと音楽を通して交流を深めました。
○第21回全日本アンサンブルコンテスト香川県大会
（平成10年１月18日、多度津町民会館）
地区大会でよい成績を収めた３チームが出場しました。
銀賞 Trb.4（岡・井下・吉馴・松井）
４つの小品（デュファイ）
銀賞 Sax.4（藤澤・小橋・高原・森江）
四重奏曲より（デサンクロ）
銀賞 Sax.4（夷・湯山・上原・古川）
アンダンテとスケルツォ（ボザ）
残念ながら、今年は昨年以上の成績を収めることはできませんでしたが、地区大会を勝ち抜いての出場であり、「寒い中、また年末年始をはさむという悪条件の中、本当にお疲れさまでした」と心から拍手を送りたいと思います。
編集後記
前回の定期演奏会の案内にあたっては、多くの文書が含まれた関係で皆様に御迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。ＯＢ会報の充実とともに、少しずつ改善を図っていきたいと思います。
今回の会報記事作成にあたっては、22代香西卓氏より多くの情報を頂きました。紙面をお借りして、お礼申し上げます。現役生の活動報告はもちろん、ＯＢ会員の皆様の近況報告等も随時掲載できるように考えております。会員の皆様のホームページ紹介など、話題がありましたら、是非御紹介ください(S.F.)。
私の怠慢と不手際によって今回皆様にこの会報を含めた一連の御案内をお届けするのが遅れ、本当に申し訳ありませんでした。今後会報は年二回のペースで発行していきたいと考えております。内容などに関する御意見をどしどしお寄せいただければ幸いに存じます。
また、事務局運営を手伝っていただける方も募集いたしております。今後とも御指導の程、よろしくお願いいたします。
ところで、私事で大変恐縮ですが２月15日から１か月間海外旅行（ヨーロッパ方面）のため不在となります。大変申し訳ありませんがその間は主なお問い合わせ先が藤田になりますが、悪しからず御了承下さい。それでは、３月27日の定期演奏会・ＯＢ会でお会いしましょう！（橋本）